預言者たちの印と言い、使徒たちの印と言うな。

預言者たちの印と言い、使徒たちの印と言うな。

使徒への信仰は信仰の第四の柱である。彼らの存在なくして、人の信仰は成り立たない。シャリーアには、このことを裏付ける豊富な証拠がある。全能のアッラーは、使徒への信仰を命じ、それをアッラー自身への信仰と結びつけて、こう仰せられた。「だからアッラーとその使徒たちを信じなさい」(An-Nisa’: 171)。預言者による信仰の定義において、使徒への信仰は第四位に位置づけられており、ムスリムによって伝えられたガブリエルのハディースにもそのように記されている。「アッラーとその天使たち、アッラーの書物、アッラーの使徒たちを信じなさい…」。全能のアッラーは、使徒への不信をアッラー自身への不信と結びつけてこう仰せられた。「アッラーとその天使たち、アッラーの書物、アッラーの使徒たち、そして最後の審判を信じない者は、確かに大きく道を誤っている者である」(An-Nisa’: 136)。これらの節は、使徒への信仰の重要性と、全能のアッラーの宗教におけるその地位を示しています。
ムスリムの兄弟よ、あなたがたは、クルアーンやスンナに記されているように、私たちのマスター、ムハンマド(神の祝福と平安あれ)は単なる預言者の印ではなく、使徒の印であると言うが、私たちのマスター、ムハンマドが使徒の印であると言うことで、私たちのマスター、ムハンマド(神の祝福と平安あれ)の死後、現在に至るまで、あらゆる時代と場所で、常に私たちと共にいた死の天使や他の使徒を含め、全能の神のすべての使徒を否定していることになる。
全能の神はこう仰せられた。「使徒は主から啓示されたものを信じ、信者たちもそう信じた。彼らは皆、神とその天使たち、その啓典、そしてその使徒たちを信じた。我々は神の使徒たちを区別しない。」 (アル・バカラー:285)
私たちの主ムハンマドが使徒たちの印章であるとあなたが言うとき、正確にはどういう意味ですか?
もしあなたが、私たちの主ムハンマドが人類の中から選ばれた使徒たちの印章であるという意味であるならば、そう述べ、私たちの主ムハンマドがすべての使徒たちの印章であると一般化しないでください。そうしないと、私が以前に述べた聖句の範囲に当てはまらなくなります。
もしあなた方が、我々の主ムハンマドが人類の中の唯一の使徒の印であると言うのであれば、コーランとスンナからその証拠を私に示してください。そして、我々の主ムハンマドが預言者の印であるから使徒の印でもあるなどとは言わないでください。なぜなら、あなた方に言いますが、あなた方は預言者と使徒の違いを知っていますか?
これらの質問に答える前に、まずこのリンクから『待望のメッセージ』の最初の2章を読んで、預言者と使者の違いを理解してください。私たちの父祖たちがそうしていたのを見て、学者たちのコンセンサスに反し、宗教から必然的に知られている何かを否定しているなどと言わないでください。

jaJA