タマー・バドルに、自分はマハディだと言う者へのメッセージ

2020年4月15日

自分はマフディーだと言う人たち

私が著書『待望のメッセージ』を出版して以来、自分がマフディーであると信じる多くの人々が私に連絡を取り、私に忠誠を誓ってほしいと願っています。

彼らは私の本をよく読んでいなかったと思います。

私は彼らに言います、そしてまた私がマフディーになるための道を切り開いていると信じる人々にも言います。

私は、マフディーはただの正義の人であるという学者の総意に反対し、さらに難しい問題、つまり、マフディーに関するハディースや報告で述べられている他の属性に加えて、マフディーは「使徒」であると主張しました。

私がマフディーが(使者)であると言っているのは、マフディーを知るための 3 つの基本条件を設定したからです。

第一の条件は、マフディーがアッラーから啓示を受けることです。私は、その啓示が単なる幻視の形で与えられるとは考えていません。そうでなければ、何千人もの人々が、自分が受け取った幻視に基づいてマフディーであると主張することになるでしょう。アッラーはこう仰せになっています。「アッラーが人間に語りかけるのは、啓示によって、あるいはベールの背後から、あるいはアッラーの御心によって使徒を遣わして啓示を与えることによってのみである。実にアッラーは崇高にして英明なる御方である。」

二つ目の条件:マフディーが現れた際に我々に示す明白な条件、すなわちアッラーがマフディーを支持する証拠、そして我々が彼を知ることができるようにすること。その証拠とは、全世界が聞き、目にするあらゆる並外れた奇跡であり、ムスリムだけに限った奇跡ではなく、全ての人々に起こる奇跡である。アッラーは全ての使徒を明白な証拠によって支持し、アッラーはマフディーをその節から除外しないであろう(そして我々の使徒たちは既に明白な証拠を携えて彼らのもとに来ていた)。しかしその証拠にも関わらず、多くの人々はマフディーを否定するだろう。それは使徒たちがかつて共に暮らした過去の諸国民が彼らについて魔術師か狂人だと言ったのと同じである。だから最も単純なことは、誰が私を遣わし、自分はマフディーであると告げるとしても、私は彼にこう言うのだ。「あなたが使徒であることを証明する証拠や奇跡は何か?」

第三の条件:マフディーは(過去の使徒たちと同様に)自らが神の使徒であることを全ての人々に公然と告げる。彼は殺害、逮捕、あるいは狂気の罪で告発されることを恐れず、少数の人々への使徒であることを秘密裏に告げることもない。全能の神からのメッセージを全ての人々に伝える使徒である限り、彼は自ら音声と映像を用いて全ての人々にそれを告げなければならない。そして、メッセージを伝達する役割を誰かに委ねたり、Facebookの投稿を通じて少数の人々に伝えたりすることはしない。

私が本書で設定したこの三つの主要な条件は、これまで私が出会った誰にも当てはまりませんでしたし、私自身にも当てはまりません。ですから、私が自分の道を切り開いているなどと誰も言うことはできません。もし私が自分の道を切り開いているのであれば、マフディーを知るための三つの条件を、私自身には到底満たせないものに加えることはなかったでしょう。しかし、本書を通して私は真実を探求し、個人的な気まぐれや目的とはかけ離れた、最大限の誠実さをもってそれを皆さんに提示しました。

そして、私が書物で説いたように、啓示、証拠、そして自分が使徒であると宣言するという三つの主要な条件を備えた者は、私に告げなさい。そうすれば私は彼に忠誠を誓う。それ以外は、あなた方は私に付き合って疲れる必要はない。

もう一度言いますが、私の本には私自身や他の人のために待望のメッセージを伝える道は開かれていませんし、私の本に書かれているマフディーの描写が当てはまる人は、私個人も含めて今のところ誰もいません。 

jaJA