私はエルサレムを見ました。それは大きな円形のサッカースタジアムで、側面と屋根の大部分がワールドカップのスタジアムのように覆われていました。イスラム軍は解放に備えて四方八方から包囲していました。私は軍に同行し、スタジアムの側面を登りながら「神は偉大なり」と唱え続け、端から頂上にたどり着きました。スタジアムの中央に駐留していた敵の激しい抵抗に遭い、軍の一部が撤退しました。しかし、私は彼らに毅然とした態度を保つよう励まし、「神は偉大なり」と唱え続けたため、この一団は前進しました。するとスタジアムは最初はゆっくりと反時計回りに回転し始め、その後、少数のイスラム教徒がスタジアムに入ろうと前進し続けましたが、多くのイスラム教徒が後退し、スタジアムの側面から降り始めました。スタジアムの回転速度が速まるにつれ、ジハードから撤退したイスラム教徒たちはスタジアムの回転速度の上昇に圧倒され、飛び去っていきました。私はスタジアムの真ん中、アル・アクサ・モスクの内側にいました。解放が完了するまでジハードを貫き通したイスラム教徒たちと一緒にいて、他に誰もいませんでした。スタジアムはまだゆっくりと回転していました。私たちは祈りを捧げたかったのですが、キブラの方向が定まるまでコンパスの針は固定されず、「聖カアバ神殿の中にいるように、好きな方向に祈れたらいいのに」という状況に陥りました。聖カアバ神殿では好きな方向に祈ることが許されているのですから。